任三郎歯科医院では保険診療から自由診療まで特に下記に力を入れて診療いたしております。
１．虫歯の治療
(1) ＣＲ
(2) メタルインレー
(3) フルメタルクラウン
(4) グラディアダイレクト
２．義歯・入れ歯の治療
(1) クラスプ義歯
(2) ノンクラスプ義歯
３．抜歯
(1) 抜歯理由
(2) 抜歯後の方針
４．知覚過敏症
(1) ディセンシタイザー
(2) MSコート
(3) Gガード
５．審美的な治療
セラミック治療
６．クリーニング・メンテナンス・ホワイトニング
オパールエッセンス
７．歯周病の治療
(1) スケーリング
(2) ルートプレーニング
(3) TBI
８．粘膜疾患
口内炎
１．虫歯の治療
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(1)ＣＲ＝コンポジットレジン
歯医者さんでよく聞く「ＣＲ」とは「コンポジットレジン」「コンポジットレジン充填」の略称です。コンポジットレジンとは、虫歯部分を削った後で「コンポジットレジン」という歯科用プラスチックを詰める治療法です。コンポジットレジンを用いた治療法は、歯科治療において最も利用されている治療法だと言えます。
さらに、ＣＲ＝コンポジットレジンは虫歯治療のみでなく、欠けた歯の形態を修復、歯に盛り足していわゆるすきっ歯を修復、金属の部分をＣＲ＝コンポジットレジンに置き換えて金属アレルギーの予防や審美的な改善、など様々な用途で使用されます。
歯科医院によっては保険適用外でＣＲ＝コンポジットレジン治療を行なっている場合もありますが、任三郎歯科医院では保険適用内にて治療を行なっております。
ＣＲ＝コンポジットレジン治療においてはメリット・デメリットがございますのであらかじめお見知りおきください。
【ＣＲのメリット】
① 安価（保険適用の場合）
② 短期間治療（１〜２日で治療）
③ 歯に似た色で目立たない
④ 歯を削る量が少ない
⑤ 金属不使用のため金属の溶け出しがなく金属アレルギーが起こらない
【ＣＲのデメリット】
① 強度は金属よりも強くない
② 経年劣化
(2)メタルインレー
インレーとは、「詰め物」のことを表します。その中でもメタルインレーは、基本的に銀50％を含有したものが中心に使われています。このメタルインレーもメリット・デメリットがございます。
【メタルインレーのメリット】
① 安価（保険適用の場合）
② 耐久性が高い
③ 一般的に多く利用
【メタルインレーのデメリット】
① 治療に時間がかかる
② 審美性
③ 噛み合わせによる変形
④ サビによる金属イオンの溶け出し
⑤ 金属アレルギー
⑥ 定期的なメンテナンス
なお、銀の他にも金を75％以上含有した金合金を使用することもできます。この場合は銀に比べ硬度も歯に近く、すき間が生じる可能性も極めて少ないため非常に安全です。しかし、保険適用外のため高価なのが最大のデメリットです。
(3)フルメタルクラウン（保険）
フルメタルクラウンとは、全体が金属でできている、いわゆる「銀歯」のことを表します。フルメタルクラウンに使用できる保険適用金属としては、金銀パラジウム合金が国から指定されています。このフルメタルクラウンもメリット・デメリットがございます。
【フルメタルクラウンのメリット】
① 安価（保険適用）
② 強度・耐久性が高い
③ 大きな虫歯でも修復可能
【フルメタルクラウンのデメリット】
① 型取りが必要なため治療が２度必要
② 審美性
③ 歯や歯茎に黒ずんだ色がうつることがある
④ サビによる金属イオンの溶け出し
⑤ 金属アレルギー
⑥ 神経のある歯などはしみやすいことがある
(4)グラディアダイレクト
グラディアダイレクトはハイブリッドセラミックとも呼ばれており、これまで歯の修復に使用されてきた素材「コンポジットレジン（プラスチック素材）」に陶器素材の「セラミック」を混ぜ合わせた素材です。1日で銀色を白くすることができます。このグラディアダイレクトもメリット・デメリットがございます。
【グラディアダイレクトのメリット】
① 短期間治療
② 強度・耐久性が高い
③ 審美性
④ 歯を削る量が少ない
⑤ 虫歯再発リスクが低い
【グラディアダイレクトのデメリット】
① 費用が高い（1本あたり5,000円程度：自由診療）
② 適用が望ましくない場合がある
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２．義歯・入れ歯の治療
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クラスプ義歯（保険診療）
ノンクラスプ義歯（自由診療）
ノンクラスプ義歯とは部分入れ歯に金属のクラスプ（バネ、留め金）を使用しない部分入れ歯のことです。逆にいえばクラスプ義歯は金属のクラスプ（バネ、留め金）を使用する部分入れ歯のことです。ノンクラスプ義歯の最大の特徴は、金属を使わないため口を開けた時に目立たず、入れ歯を入れているように見えないことです。素材が半透明なため入れ歯と歯茎の境目が見えにくくなっています。クラスプ義歯は金属のバネが入れ歯を支えていますから、締め付けられている違和感や痛みを感じることがあります。歯を支えるクラスプは何度もたわみを繰り返すためいずれ劣化して折れてしまいます。それに対してノンクラスプ義歯は「面」で支えるため、歯の締め付け感も少なく、痛みも出にくく従来の入れ歯よりも違和感が大きく軽減されます。さらに、バネ部分や歯茎部分は「スーパーポリミアド」というナイロン系素材で、劣化が少なくクラスプ義歯よりも寿命が長くなります。
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３．抜歯
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任三郎歯科医院では「できる限り歯は抜かない」という考え方で診療をいたしております。ただどうしても抜歯をしなければならない状況であれば、(1)なぜ抜歯が必要なのか、(2)抜歯後の方針の２点を丁寧にご説明をさせていただいております。
また任三郎歯科医院では、親知らずの抜歯もお引き受けさせていただいております。ただし、状況によっては当院での診療よりも大学病院での診療をお勧めすることがあり、その場合は信頼できる大学病院をご紹介させていただきます。
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４．知覚過敏症
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任三郎歯科医院では、ディセンシタイザー（クラレノリタケデンタル）、MSコート（サンメディカル）、Gガード（ジーシー）を使用して治療を進めています。
ディセンシタイザー （クラレノリタケデンタル）
MSコート （サンメディカル）
Gガード （ジーシー）
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５．審美的な治療
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(1)インレー（詰め物）
インレーとは「詰め物」のことを表します。歯を削る範囲が小さい場合はインレー、歯を削る範囲が大きい場合はアンレーとなります。
(2)クラウン（被せ物）
クラウンとは「被せ物」のことを表します。歯を大きく削る場合、インレーでは修復ができないためクラウンを被せて修復することになります。クラウンの場合、「ご自身の歯の残っている部分を土台」とする方法と、根管治療（神経の治療）をした場合には土台を作ってから被せる方法の２種類があります。
(3)ブリッジ（歯の抜けた部分をまたぐ被せ物）
ブリッジとは「歯の抜けた部分をまたぐ被せ物」のことを表します。歯の抜けた部分をまたがせるために数本の歯が連なった被せ物を作り、歯の抜けた部分の両隣の歯を削って形を整え、土台として橋渡しするように被せます。
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６．クリーニング・メンテナンス・ホワイトニング
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オパールエッセンス（英語：Opalescence）は、米国で最も安全であると米国歯科医師が認めたホームホワイトニングブランドです。日常生活による黄ばみ加齢等による黒ずみまで、内部から歯の有機成分に働きかけ、安全かつ効果的に歯を白くします。粘性が非常に高く、ホワイトニングジェルがトレイから漏れにくいことで大きく支持されています。
任三郎歯科医院では、オパールエッセンス20%によるホワイトニングを、22,000円（税込）にてお引き受けいたしております。
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７．歯周病の治療
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(1) スケーリング
スケーリングとは、歯周病や虫歯の原因となる歯石を取り除くこと表し、スケーラーという器具を使用して歯面に沈着したプラーク、歯石、そのほかの歯面沈着物を機械的に除去することをいいます。任三郎歯科医院では痛みのないスケーリング診療のために最新機器を導入いたしております。
(2) ルートプレーニング
ルートプレーニングとは、(1)のスケーリング終了後に、スケーラーを用い歯根表面の汚染・軟化されたセメント質や象牙質を除去して歯根面を硬く滑沢に仕上げることを表します。歯の表面をツルツルの状態にすることにより汚れの付着が起こりにくいようにしていきます。このルートプレーニングもメリット・デメリットがございます。
【ルートプレーニングのメリット】
① 歯周病改善
② 歯肉状況改善
③ 口臭改善
【ルートプレーニングのデメリット】
① 治療時に痛みが発生
② 知覚過敏症状発生の可能性
③ 治療後日数が過ぎても痛みが残る場合がある
(3) TBI
TBIとは英語で「Tooth Brushing Instruction」の略であり、「歯磨き指導」のことを表します。毎日歯磨きを行っていても虫歯や歯周病になってしまうのは正しく歯磨きが行えていない可能性が大いにありえます。もちろん、歯磨きだけで各種歯の病気を防げるわけではありませんが、毎日の歯磨きを軸として定期メンテナンスを取り入れることが大切です。特にこの歯周病の治療には定期的なクリーニングが必須だと考えてください。
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８．粘膜疾患
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粘膜疾患でもっとも一般的なものは「口内炎」だといえるでしょう。口内炎のきっかけは粘膜の傷ですが、この原因には全身的な体調も関係しています。規則正しい生活と十分な栄養を取ることが何よりも重要です。
場合によっては任三郎歯科医院から大学病院にご紹介させていただくこともございます。
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